1 | 2 | 3 | TOTAL | |
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宮川少年野球部 | 10 | 7 | 12 | 29 |
西須磨シーホークス | 0 | 0 | 1 | 1 |
今シーズン最後の公式戦先発は、今村投手。キャプテンでエースの重責を背負っての37球でした!腕の振りのしなやかさ、球筋、キレ、伸びは、ピッチャーの素質を十分に感じさせるものを持っています!制球に苦しむ場面もありましたが、ダイナミックなピッチングで、持ち味である“球質”のさらなる向上を期待しています!
2番手は田中琉徠投手。ピンチを背負ってのマウンドでしたが、投球の合間に、小刻みにジャンプしたり、深呼吸したりと、自分で気持ちを落ち着かせながら、強力打線に立ち向かいました。立派に1イニングを締めました!シーズン途中からピッチャーの練習を始めましたが、球に力があり、マウンドに上る毎に期待が高まっていきました。これからも期待しています!
2回表、3番手に八幡(駿)投手がマウンドに上がりました。満塁のピンチに真っ向勝負を挑んだ4番打者への2球目はレフトオーバーのホームラン。
セカンドの北川選手がマウンドの八幡(駿)投手のところに駆け寄り、グローブで口を覆いながら「落ち着こう~」とピッチャーに声をかけて励ましました。
さらに、ランナーを1人おいて、またもやホームランを浴びてしまった八幡(駿)投手。マウンドの後ろを振り返ると、そぐそばに口をグローブで覆った北川二塁手。「落ち着こう~」と囁きかける。気持ちを和ませてくれた行動にとても感心しました!
八幡(駿)投手は、シーズン当初、コントロールが定まりませんでしたが、シーズン後半は投球フォームが安定し、肩の強さも向上したことで、バッターと勝負できるようになりました。今後は「打ちとる」ピッチングを追求し、さらなるステップアップを期待しています!
6年生投手で繋いできた継投は、4番手からは後輩にマウンドを託しました。
来シーズン、投打の中心として期待される吉田投手、ジュニアの試合で実戦を積んできた茶屋(健)投手は、いずれもコントロールが良く、来シーズンが楽しみです。
6年生の茶屋(真)捕手!今シーズン自らも投手としてマウンドに上がることもありましたが、それ以外は、正捕手として、多彩な投手陣の球を受け続けてきました。バウンド投球を何度も何度も体を張って止め続け、ピッチャーを助けました。何より、野球に取り組む姿勢は立派で、頼れる女房役としてチームを引っ張ってくれました!これからも期待しています!
攻撃では、大会屈指の好投手との対戦することができました。公式戦の最終試合に巡ってきた最高の機会となりました!
そして、最終回の攻撃、先頭の近藤選手が死球で出塁。すかさず盗塁を決める。8番三原選手がきっちり進塁打を放ち1アウト3塁。相手守備は外野手が内野を守るという極端な前進バックホーム態勢をとる。この強烈な圧のなか、9番八幡(謙)選手は、初球バント!ピッチャー横を転がる間に、3塁ランナー近藤選手がホームに突入!相手のプレッシャーを跳ね除け、鮮やかなセーフティースクイズで1点をもぎ取る!
2アウトとなり、八幡(駿)選手。三振となりましたが振り逃げで出塁!みんなに繋ぐ執念を見せてくれました!さらに盗塁と相手投手のワイルドピッチで3塁を奪いました!足と小技を絡めた見事な攻撃でした!
シーホークスらしく、いつものように声を出し、戦い抜きました。
公式戦での勝利は、後輩に託すことになりました。
6年生のこれまでのプレー、思いは、シーホークスの伝統として受け継がれていきます。
後輩の皆さん、健闘を祈ります!
そして、6年生は次のステージに向けて出発です!
※公式記録では1-29ですが、当方のスコアブック上は1-30です。